犬のしつけ

多頭飼いで一匹が
エサを独占してしまう場合は

多頭飼いで一匹がエサを独占してしまう場合は

多頭飼いで一匹が
エサを独占してしまう場合は


犬の多頭飼い、複数の犬を飼っている場合に、
ある一匹の犬が、他の犬を威嚇して、
他の犬のエサまで食べてしまうことがあります。

こんな場合も、
「ダメでしょ!」とか「一緒に仲良く食べなさい」
などと、言い聞かせても、まったく意味がありません。

犬は、序列の生き物なので、
リーダーである犬、序列の上の犬が満足するまで食べてから、
下位の犬が食べるのは、当たり前の習性なのです。


また、その序列は犬が決めるもので、
飼い主が決めるものではありません。


人の場合、後から生まれた子供(当然、幼い・赤ちゃんなので)に、
よりかまったり、愛情を注いでしまうものですが、
犬社会に、それを持ち込むのはNGです。

もちろん、どの犬にも愛情を注ぐのは、
飼い主としては当然のことです。

ただ、犬社会のルールを壊してはいけません。

という理由からも、

序列の上位の犬から、順番にエサを与えるのが基本です。

上位の犬が食べ終わり、カラになった食器を下げてから、
次の序列の犬にエサを与えてください。

たとえ複数の犬が、エサを食べるときに大きな問題はなくても、
エサを出す順番は、序列の順番で。

(食器は犬ごとに専用のものを、材質はステンレスがおすすめです。)

犬の序列は、飼い主の家での先輩から、という場合もあれば、
強さの順番という場合もあります。

いつも犬と接している飼い主さんなら、
たいていは、気が付いておられると思います。

飼い主さんが、優しさで平等にしているつもりでも、
犬にしてみれば、下剋上を煽られているようなものです。


それは、犬にしてみれば平和とはいえないことなのです。


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