「すわれ」「ふせ」を覚えさせる方法
「すわれ」「ふせ」を覚えさせる方法
飼い主と犬の、いい主従関係を築くためにも、
命令に従う基本の行動は大切です。
その基本は、やはり「すわれ」と「ふせ」。
効率よく覚えさせるために、エサやおやつを使います。
「すわれ」は、手にエサを持って犬の鼻先にもっていきます。
そして、その手を徐々に下げていき、犬を座らせて、
座ったところでエサを与えます。
特に声はかけずに何度か繰り返して、
問題なくできるようになってきたところで、
座りかけたら「すわれ」と声をかけます。
これも何度か繰り返して、
最終的には、エサは使わず「すわれ」の声だけにします。
こうすることで犬は、「すわれ」の意味を理解して、
「すわれ」の声で座るようになります。
「ふせ」も同様で、手にしたエサを鼻先にもっていき、
座った位置よりもさらに低い位置、床に着くぐらいに下げます。
飼い主さんも床に座って足を延ばし、
犬が伏せないと入れないくらいの隙間できるくらいに膝を上げて、
その隙間に、エサで犬を誘導するのも一つの方法です。
「すわれ」と同様に、
伏せかけたら「ふせ」の声を出して、伏せたらエサを。
そして、最後は、「ふせ」の声だけで伏せができるようにします。
最初はエサ(おやつ)を使い、それから手だけを使い、
最後は声だけで。
すぐにできなくても、
怒ったりイラついたりせずに繰り返し行ってくださいね。
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