「まて」「こい」を覚えさせる方法
「まて」「こい」を覚えさせる方法
「まて」は、「すわれ」ができた次の段階になります。
( 「すわれ」の覚えさせ方 )
まず、犬を座らせて、手にエサを持って、
その手を犬の鼻先に持っていき、徐々に犬から離れます。
犬が立ち上がりそうになったら、また犬に近づいて、
鼻先にエサえお持っていって「すわれ」。
そしてまた犬から離れ、犬がじっと座ったままなら、
エサを与えます。
徐々に、犬とも距離を広げながら、これを繰り返すと、
犬は、待つとエサをもらえるので、じっと待つことを覚えます。
2~3メートル離れても座ったまま、ができるようになった時点で、
「まて」の声をかけます。
こうすることで、「まて」の声で待つとエサがもらえると理解し、
犬は「まて」ができるようになります。
「まて」ができるようになったら「こい」は比較的簡単です。
「まて」の声で、犬を座らしたまま距離をとっていき、
数メートル離れた時点で、犬にエサを見せ与えるような仕草を見せながら、
「こい」の声をかけます。
犬が飼い主のそばにきたら、「すわれ」で座らせ、
エサを与えます。
ここまでできるようになっている犬は、
大抵、状況を理解できるようになってるようです。
「すわれ」「ふせ」「まて」「こい」などの命令は、
このような短い言葉が最適です。
発音やトーンなど、犬にとって、
その方が覚えやすく感じやすいですから。
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