撫でようとした人を噛まないように
撫でようとした人を噛まないように
家族以外の人に唸り声をあげたり、
近づいたり撫でようとしようものなら、噛みつきかねない・・・
犬の飼い主さんにとっては、とても心配なことですね。
生後1~3か月くらいにの時期に、
飼い主とその家族にだけしか接してこなかった場合に、
そういうことがよく起こります。
人に触られたときに吠えたり
噛みついたりしないようにする
そのための、しつけ方法があります。
まず、犬を座らせた状態で、一人が餌を出し、
犬がその餌を食べているときに、別の人が後ろから抱きかかえます。
もし犬が暴れようとしたら、
犬の背中を密着させて、犬の下顎を押さえます。
下顎を押さえていれば、噛まれることはありません。
また、犬との密着度が増せば暴れにくなります。
(専門的には、これを「ホールドスティル」といいます)
この状態で、犬の身体中を触っていきます。
そうすれば、徐々に触られことになれて、
撫でようとした人に、唸ったり噛んだりすることもなくなります。
この方法は、犬が若いほど(子犬であるほど)、早く慣れます。
慣れてくれば、餌がなくてもできますし、
どこを触られても、おとなしくしていられるようになります。
犬にとっては、絶対服従の態勢なので、
飼い主と犬との「主従関係」も、より強固なものになっていきます。
⇒ ドッグトレーナー藤井聡が教える犬のしつけ教室【PR】
(DVDで犬のしつけ方法を解説しています)